こんにちは、ファミリーキャンパーのあおちゃんです。
【筆者プロフィール】
キャンプスタイル:家族4人(私・夫・長男6歳・次男4歳)でファミキャン。
キャンプ歴:2020年9月に初キャンプ。月に1~2回の頻度でキャンプへ。
ファミリーキャンプを楽しく!快適に!コスパよく!するための情報を発信中!
キャンプを始めたばかりのころは、設営や食事にかかる時間がいまいち分からないため、キャンプ場ではどんなスケジュールで過ごしていくのかが想像しにくいです。
とくにファミリーキャンプでは、「遊ぶ時間」の割合が重要になってきますが、もし食事に時間を割り振り過ぎて遊ぶ時間が少なくなってしまった…なんてことになったら子どもたちからヒンシュクを買うことに…!
我が家も当初は上手くスケジュールが立てられず、やりたかったアクティビティができなかったといった後悔がありました。
そこで、今回は、我が家の過去の失敗などをふまえて、ファミリーキャンプを楽しく過ごすスケジュールの具体例を紹介します。バタバタしてキャンプを堪能できなかった…なんてことにならないよう、ぜひ参考にしてみてください。
スケジュールを上手に立てるコツ
キャンプ場選びからスケジュールは決まってくる
スケジュールを組む上でもっとも重要になってくるのが、キャンプ場にいる時間をどれだけ長く確保できるかです。
そしてそれは、キャンプ場のチェックイン・チェックアウトの時間にかかってきます。
チェックイン時間はキャンプ場によって9時~14時くらいと幅が広いですが、おすすめは午前チェックインです。
午前チェックインだと、簡単なお昼ご飯&設営→午後はまるっと遊ぶというように、ゆとりのある楽しいスケジュールを立てることができます。しかし、14時チェックインだと、設営したらすぐに夜ご飯の準備となり、遊ぶ時間が少ししか確保できません。
一度15時チェックインを利用したことがありますが、子どもと遊ぶ時間も少なく、ただただ慌ただしいキャンプでした。
チェックアウトの時間もなるべくなら遅い方が2日目も遊べてGOODですが、翌日に仕事や学校などがあり、帰宅時間が遅くなってもいけないので、お昼前後のチェックアウトがおすすめです。
チェックイン :午前
チェックアウト:お昼前後
また、アーリーチェックインやレイトチェックアウトという制度があるキャンプ場があります。通常のチェックインより早く、チェックアウトより遅く出入りができます。
お金はかかりますが、アーリーチェックインとレイトチェックアウトを使うことで、より長い時間キャンプ場にいることができ、余裕のあるスケジュールを組むことができるようになります。
前日の準備が当日の時間確保につながる
前日までの準備がキャンプ当日の充実度を決めるといっても過言ではありません。
キャンプ道具のチェックをする
事前にキャンプ道具の持ち物リストを使って、必要なものがあるかチェックします。持ち物リストがない場合はこちらでまとめているのでご参考にしてください▼
キャンプ道具を車へ積み込む
当日やる方も多いですが、我が家は前日派。できる限り、万全の体制で当日を迎えて、キャンプを楽しみたいです。ファミリーキャンプは荷物が多いため車の積載を考えて上手くのせないといけません。荷物が多くて車にのらない場合はこちらを参考にしてください▼
キャンプ飯の準備
当日に食材を買う方も多いですが、我が家は前日派。キャンプ飯もしっかり決めて、必要な食材を買って当日は全力で楽しみます。
キャンプ飯は良さそうなレシピが思い浮かばなくて当日を迎えてしまう…という方はこちらのレシピもご参考にしてください▼
そしてキャンプ飯に必要な食材を買ったら、下準備。ただでさえ準備することが多いファミリーキャンプなので、無理せずなるべく手軽にいきましょう!
前日に仕込んで当日はお皿に出すだけ!簡単なおつまみレシピはこちら▼
【スケジュール具体例】1泊2日で行くファミリーキャンプ
いよいよ待ちに待ったキャンプ当日。
ファミリーキャンプの大変さや、楽しさが伝わるように具体的なスケジュールをご紹介していきます!
具体例の前提条件
- 家族4人(夫婦+未就学児2人)
- 自宅から車で1.5時間のところにあるキャンプ場を利用する
- 1泊2日
- 10:00チェックイン、11:00チェックアウトのキャンプ場を利用する
1日目
8:30 自宅を出発
持ち物をそろえて、いざ出発!楽しい道中ですが、子どもたちが、つまらない…まだ…?となることもあります。そんな事態に備えて、好きなアニメや映画をタブレットにダウンロードしておけば、みんなハッピーで有意義なドライブになります。
10:00 キャンプ場に到着・チェックイン
キャンプ場の受付でチェックインをします。チェックイン開始早々に行けば混むこともなく、キャンプをたっぷり楽しむことができます。
予約時にサイトを選ぶことができない場合は、このタイミングでサイトが決まることが多いです。また、現地支払いの場合は、代金の支払も受付のタイミングで行うので、準備しておきましょう。
我が家は電子マネーユーザーなので、現金払いのみのキャンプ場に行ったときは焦りました。何とか足りましたが、行く前にそのキャンプ場が電子マネーやクレジットに対応しているかをチェックしておきましょう。
11:00 お昼ご飯
キャンプサイトに到着したら、まずはお昼ご飯。テント設営に備えて英気を養います。
我が家のお昼はいつもカップラーメン。普段食べるカップラーメンでも、キャンプ場の大自然の中で食べるカップラーメンは格別で大人も子どもも大喜び!カップラーメンの汁は「残った麺スープ 固めてポン」で固めて捨てています。
早めにお昼ご飯を食べておくと、夕方以降のキャンプ飯をお腹が減った状態で楽しめます。
12:00 テント設営
テント設営のコツは、事前に設営方法を確認しておくこと。
例えば、我が家が使用しているコールマンのタフスクリーンはyoutubeに設営方法があるので、それを事前にチェックしてます。
また、作業に集中しがちな設営時ですが、子どもからは絶対に目を離さないようにしましょう。キャンプ場には茂みや小道、川などがあり迷子になりやすいです。心配な場合は、車が横付けできるサイトなら設営時は車の中で待っててもらうなどして対策をしましょう。
我が家の設営時は、子どもには車の窓を全開にして車中で動画を見たりおやつを食べたりして待っててもらっています。
13:00 キャンプサイトの散策
テント設営が終わったら、キャンプ場を散策するのがおすすめです。事前に調べていた情報以外にも魅力的な場所やものが見つかることがあり、ワクワクします。
14:00 キャンプ場を楽しむ
設営が終わって夜ご飯までの間が貴重な時間。14時にチェックインのときは取れない時間です。
この時間で、キャンプ場の大自然やアクティビティを満喫します。
虫取り、川遊び、魚つかみ、アスレチック、その他アクティビティ…ファミリー向けのキャンプ場は、ファミリーに魅力的なアクティビティなどを準備しているところも多いです。
16:30 夕食準備・火起こし
大好きなキャンプ飯をゆっくり食べるために、周りのキャンパーよりも少し早めに夕食準備開始。
火起こしは上手くいかないことがあるから苦手…という方は、火起こし器があれば解決。これがあると火起こしが誰でもうまくいきます。詳しくはこちらの記事をチェックください▼
17:00 夕食スタート
食材を準備して、しっかり火が付いたら、お酒とジュースをもって乾杯!パーティーの始まりです。
キャンプ飯を調理していきます。楽しむポイントはおいしいキャンプ飯。メニューに困ったらこちらをご覧ください▼
メインディッシュが終わったら、燻製を作ってチビチビやるのもおすすめです▼
19:00 焚火
夕食でお腹が膨れたら、焚火をしましょう。メラメラ燃える火に大人は癒され、子どもは興奮します。
晴れた日なら綺麗な星空もみながら、最高の贅沢です。
20:00 お風呂
どのキャンプ場もお風呂やシャワーは混むことが多いので、混む前の時間を見計らって入りましょう。混む時間は、事前に口コミをみたり受付のときに確認したりしておくのがおすすめです。
また、お風呂やシャワーは子どももいるし大変。めんどくさい。という方は、体はボディタオルで拭いて、髪は水のいらないシャンプーを使うといった方法もおすすめです。詳しくはこちら▼
歯磨きも同じく、炊事場に行くのめんどくさいな…という方はこちら▼
お風呂も歯磨きも全てテント内で終わらせればとても楽ちん。冷たい水で寒い思いをすることもありません。
21:30 就寝
遊び疲れた子どもたちはすぐに寝てしまうことでしょう。
大人は余力があれば、焚火を楽しみながら過ごしてもいいですね。
我が家は大人も疲れ果てて寝てしまうことが多いです。
2日目
5:30 大人起床・コーヒータイム
子どもと一緒に寝た時は、思いっきり早く起きます。
澄んだ空気の中、ゆっくり過ごす朝は最高です。
お気に入りのコーヒーを淹れましょう。キャンプでは本格的にコーヒーを淹れるのは大変です。そこでおすすめなのがドリップバックコーヒー。手軽に本格的なコーヒーが楽しめます。おすすめはこちら▼
コーヒーを片手に読書やマンガを読んだり、好きなことをして過ごしましょう。とてもリフレッシュできます。
7:00 子ども起床
子どもが起きてきて、束の間の至福の時間は終了です。
7:15 朝食
朝食も一工夫するだけで、楽しい美味しいひとときになります。
おすすめはホットサンド。ホットサンドメーカーにパンとお好きな具を挟んで、コンロで焼くだけ!チーズ・ベーコン・アボガドあたりを使っておけば誰が作ってもおいしくできます。詳しいメニューはこちら▼
8:00 お散歩タイム
キャンプ場の朝は澄んだ空気で気持ちが良い~!お散歩したり、自然を満喫するのがおすすめです。
9:00 撤収準備開始
撤収に慣れるまでは、チェックアウトの2時間前くらいから撤収をしましょう。
撤収の手順は、テントについた水滴を拭く、寝具の寝袋やマットを片付ける、テント・シートを干して乾かして片付ける、テーブルやイスを片付ける、キャンプ道具を車に積む、ゴミを捨てるです。
キャンプを始めた頃は時間を甘くみていてかなりバタつきました。早めに取り掛かるのが吉です◎
11:00 チェックアウト
受付に行ってチェックアウトをします。時間はかかりません。
丁度、お腹がすいてくる頃なので、キャンプ場周辺の名物を食べながら帰ると観光も楽しめます。
14:00 帰宅・片付け
帰宅したらキャンプ道具を片付けて終了です。
キャンプ道具は湿気がない風通しが良いところに保管をするとカビる心配がありません。
まとめ
キャンプを始めたばかりの頃は、想像以上にテントの設営や撤収などに時間がかかったりして、思う存分キャンプを楽しめなかった…ということになることもあります。
キャンプのスケジュールを把握するだけでも、余裕を持ったキャンプができ、さらに、キャンプでやりたいことを計画しておけば遊び倒すことができます。
せっかくのキャンプを、ぜひ思いっきり楽しんでください!
キャンプの始め方についてもまとめています。確認しておきたいという方はこちら▼
最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからも最高のキャンプライフを!