こんにちは、ファミリーキャンパーのあおちゃんです。
【筆者プロフィール】
キャンプスタイル:家族4人(私・夫・長男6歳・次男4歳)でファミキャン。
キャンプ歴:2020年9月に初キャンプ。月に1~2回の頻度でキャンプへ。
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自然の中で食べるご飯は格別ですよね。
最近はキャンプ飯がいろんなメディアで紹介されていて、不便なはずのキャンプなのにグルメも楽しめちゃう時代です。
そして、キャンプ飯には、おいしいご飯が欠かせません。しかし、このおいしいご飯がなかなか炊けない…そんな悩みを持っている方も多いはず。
何を隠そう、我が家もご飯を軽視して適当に作っていたため、米粒に芯が残っていたり、加熱しすぎて固すぎたりと、何度も失敗を繰り返しました。
もう失敗は嫌だ!おいしいご飯が食べたい!炊飯に本気で取り組もう!
ということで、おいしいご飯を炊く方法を研究した結果、ついにツヤツヤふっくらおいしいご飯を炊けるようになりました。
今回は、おいしいご飯の炊き方をお伝えしていきます!
キャンプでご飯を炊くのに必要なアイテム
キャンプでご飯を炊くことができるクッカーは鍋や飯盒などありますが、おすすめは、アルミ製飯盒のメスティンです。ご飯が上手に炊ける上に、軽くてコンパクトなので持ち運びも簡単です。
また、大事なのが火の種類。炭火や焚火、固形燃料などがありますが、おすすめは火力が調節がしやすい&遠赤外線パワーでお米がふっくらおいしく炊ける炭火です。
ということで、【メスティン+炭火】でご飯を炊くために必要な道具を準備します。
おいしいご飯を炊くために必要なアイテム5つ
- 米(無洗米がおすすめ) 2合
- ラージメスティン
- 炭
- 耐熱グローブ
- 焚き火台
米
キャンプでは、お米を洗う手間がない無洗米がおすすめです。また、お米は出発前にしっかり計って準備しておくことで、当日は水を入れるだけで済みます。
白米1合:米150g・水200ml
無洗米1合:米150~160g・水210~225ml
メスティン
ファミリーなら、2合以上炊けるメスティンを選びましょう。メスティンはいろんなブランドのものが売られていますが、どれにするか迷ったら、スウェーデンの老舗アウトドアブランド「トランギア」のメスティンが人気があっておすすめです。
こちらは1.8合まで炊けます▼


こちらは3.5合まで炊けます▼


炭
我が家は1泊2日の家族4人キャンプで夕方5時から8時くらいまでの間に炭火を使ってキャンプ飯を楽しみます。そのときにオガ備長炭を1kgほど消費するので、炭は少し多めに2kg分ほど持っていくと安心です。
キャンプで使う炭は「大黒オガ備長炭」がおすすめ!火力があり、燃焼時間も長く、コスパ抜群です。使ってみたレビューはこちら▼
耐熱グローブ
火起こしをするときや、ご飯が炊けたアツアツのメスティンを触るときは耐熱グローブが必要です。我が家は「DELLEPCO 耐熱グローブ」を2年以上愛用していますが、耐熱性能は高く、使っているとだんだん味が出てきます。価格も安くてコスパ高くておすすめです。


焚火台
焚火台は他の料理と炊飯を同時にできるスペースがあるものにしましょう。メスティンを乗せたまま、炭を入れたり崩したりして火力を調節できるタイプを選ぶと快適です。


焚き火台といったらユニフレーム!使いさすさ抜群のレビューはこちら▼
メスティンでおいしいご飯を炊く方法&手順
① メスティンに米と水を入れ、約30~60分吸水させる
白米ならお米を研ぎましょう。無洗米なら研ぐ必要はありませんが、水の分量が白米よりやや多くなるため注意しましょう。
そして、お米をおいしく炊く秘訣は吸水にあり!
お米にしっかり水を吸わせることで、米の内部が柔らかくなります。そうすると、炭火の熱が芯まで届き、ふっくらとしたおいしいお米が炊きあがるのです。
吸水には時間がかかるため、食事の準備の一番始めに行うのがおすすめです。
また、吸水は水の温度が高いと早くなるため、季節によって吸水時間は変わってきます。
- 夏 30分程度
- 春・秋 45分程度
- 冬 60~90分程度
② 焚火台をセットして炭で火を起こす
お米が吸水をしている間に火を起こします。吸水している間に火を起こすことができるかな?不安だな…という方は、火起こし器を使えば確実に短時間で火を起こすことができます。詳しくはこちら▼
③ メスティンを火にかける
火力と時間に注意!
まず、メスティンを焚火台の中心に配置して強火で沸騰させます。このときにフタがズレ落ちないように重石をしましょう。
重石用の石を見つけるのは僕たちの仕事!
次に、焚火台の端に寄せるか炭を崩して弱火にして20~30分くらい加熱します。加熱時間は火加減によって変わりますが、加熱を終える目安があります↓(次の工程)
④ できあがりはフタで確認する
フタを石や棒などで触って中身が振動しているかを確認します。振動やパチパチという音がなく、メスティンから湯気が出なくなったら完成です。念のため、一度フタを開けてみて上手く炊けているかを確認しましょう。
⑤ 蒸らす
メスティンをタオルで包んでそのまま15分、蒸らします。
⑥ 完成!
ツヤツヤふっくらご飯が完成!
食べた感想は…
ご飯が甘い!おこげもできて最高~!
これ、おかずなしでご飯だけでいけちゃう!
おいしいご飯を炊くコツは、①水の量、②吸水、③火加減
実際に炊くと、なかなか上手くいかない…という方は、水の量や吸水時間、そして火加減が原因かもしれません。
なぜなら、幾度となく失敗してきた我が家ですが、水の量・吸水時間・火加減をしっかり調節するようになってからは、毎回おいしいお米が炊けているからです。
白米と無洗米の水の量の違いはわずかですが、そのわずかでお米の硬さが大いに変わってきます。それぞれのお米に合った水の分量を入れましょう。
吸水に関しても、待つのが面倒だからと工程を飛ばすと芯が残ったままのお米ができあがります。吸水はしっかりが肝!
キャンプでは、自宅の炊飯器で炊くときみたいに完璧な火加減にすることは難しいですが、しっかり調節して加熱しすぎないようにしましょう。できあがりの合図を見逃さないように!
まとめ
キャンプは事前に準備することが多かったり、当日もテント設営やアクティビティなどやることいっぱいで、ご飯をきっちり炊くことは後回しになっていたりしませんか?
おいしいご飯を炊けるようになると、キャンプが一層充実します。しかも、一度コツをつかめばそれ以降はおいしいご飯を楽しむことができます。ぜひ、マスターしていきましょう!
ご飯の他にもおいしいキャンプ飯を知りたい!という方は、ファミリーキャンプにおすすめのキャンプ飯35選をまとめています!2年以上ファミリーキャンプをやって、キャンプ飯を徹底リサーチして厳選したレシピです。ぜひこちらもご参考にしてください▼
最後までお読みいただき、ありがとうございました。最高のキャンプライフを!