こんにちは、ファミリーキャンパーのあおちゃんです。
【筆者プロフィール】
キャンプスタイル:家族4人(私・夫・長男6歳・次男4歳)でファミキャン。
キャンプ歴:2020年9月に初キャンプ。月に1~2回の頻度でキャンプへ。
ファミリーキャンプを楽しく!快適に!コスパよく!するための情報を発信中!
キャンプ場に到着してチェックイン。
そしてキャンプサイトに着いたら、車をどこに停めようか、テントをどこに建てようか…というレイアウトの問題が発生。
とりあえず設営してみたものの、向きが良くなく景色がイマイチ…近くのキャンパーと目が合う…など、後悔することもしばしば。
そこで、今回は、キャンプサイト全体をレイアウトするコツについて紹介します。レイアウトに答えはありませんが、自信を持って自分に合ったレイアウトできるようになるのでぜひご覧ください!
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【ファミリーキャンプのレイアウト】コツ4つ
テントの設営場所や向きを考えることができたら…車を上手く利用することができたら…ダイニングを素敵空間にできたら…キャンプのレイアウトは完璧です!
コツ① テントの設営場所が肝
テントを建てるときに一番重要になってくるのが「テントを設営する場所」です。
ファミリーキャンプでテントを設営する場所を選ぶポイントはこちら。
- 地面が凸凹していない場所を選ぶ
→就寝時に背中に凸凹を感じ、寝づらいです。また、雨が降ったときに水たまりができることもあるため要注意です。 - 傾斜になっていない場所を選ぶ
→就寝中は少しの傾斜でも体がズルズルと動き、夜中何度も起きることに…。 - 夏は木陰がある場所を選ぶ
→夏の直射日光はきついです。タープも良いですが、木陰があるとなおハッピー。ただし、虫には注意です。
そして、テントの向きを決めます。ポイントは2つ。1つは、プライベート空間を確保すること。自分たちのプライベートもありますが、周りのキャンパーのプライベートもありますので、特に過ごす時間の長いダイニングや寝室のスペースが近づきすぎないようにしましょう。もう1つは、テントを開けたときの景色がいいこと。朝起きたときに気持ちの良い景色があるとテンションが上がります。
コツ② テントの向きにこだわろう
テントの設営場所が決まったら、次は「テントの向き」を考えましょう。
お隣さんといつでもこんにちは状態になるかならないかは向き次第…!
ファミリーキャンプでテントの向きを決めるポイントはこちら。
- テントを開けたときに景色が素敵
→朝テントを開けたときに目の前に絶景が広がっていたら…最高です! - プライベートを確保する
→自分たちにもですが、周りのキャンパーの方にもプライベートがあります。出入り口や、とくに過ごす時間が長いリビング部分が向き合わないようにしたいところです。
コツ③ 車を利用して快適さUP
キャンプサイトに車が乗り入れ可能な場合、「車を利用する」ことで、より快適なキャンプを実現できます。
車の利用法や停める場所のポイントはこちら。
- プライベートを確保する
→他のキャンパーの方の往来がある方に車を停めることで、視線を遮ることができ、プライベートがしっかりと確保できます。 - 日陰をつくる
→車が影になるように車を停めることで、日よけにもなります。 - 動線や景色の邪魔にならないようにする
→車があるために炊事場が遠くなった…テントを開けたら目の前が車…なんてことにならないように、車の停める位置を考えましょう。
コツ④ リビングは居心地の良い空間にしよう
リビングはキャンプでメインで過ごす場所になるため、景色を楽しめる場所、子どもが遊びやすい場所、プライバシー空間を確保できる場所など、楽しいキャンプを過ごすことができるレイアウトを意識しましょう。
また、リビングにはタープを使うことをおすすめします。タープは雨や日差しを遮って快適な空間を作ってくれます。2ルームテントの場合、テントの一部がリビングになっているものもありますよ。
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ツールームテントを使ってサイト設営した具体例
区画サイト
大自然が目の前の区画
川が眼下に見下ろせ、隣のサイトとの距離も近い区画です。
テントの入り口やリビング部分を川と森がある方にすることで、大自然を思う存分満喫できます。隣とも近いですが、隣接する部分はテントを閉じているため、近さは気になりませんでした。
車は端っこギリギリに寄せて、区画のスペースを最大限広く使えるようにしました。
木と木に挟まれた小さめの区画
木がサイトの真ん中に生えていて、使えるスペースが小さめの区画です。
スペースを有効活用するために、車をテントの奥の空いている場所に停めましたが、これがいけなかった…。途中で釣り堀に行くために車を使いたかったのですが、テントの奥だったため動かせず、結局長い道のりを歩くはめに…。サイトとは別に駐車場もあったため、車はそこに停めるべきでした。
スペースが限られている区画では、テントの位置も重要ですが、車を出せる位置に停めることが何よりも大切だと実感しました。
川が目の前の区画
川が目の前に流れ、隣のサイトとの距離も近い区画です。
川があったら、川の方を入口にするっきゃないです。川遊びをしても、すぐにテントに戻ってこれて、最高のロケーションです。
車は、荷物の出し入れが容易にできるよう、トランクをテント側にしました。
周りを他のキャンパーと炊事場に囲まれた区画
周囲を他のキャンパーと炊事場に囲まれた区画です。
炊事場側の人通りが多かったため、視線を遮るため車を停めました。
テントはスペース的にこの位置・方向に置くしかない状況で、リビングがお向かいさんの方を向く形になってしまいした。気まずい状況となりそうでしたが、お向かいさんは状況を察してか上手くお互いのプライベート空間を確保できるようレイアウトしてくれました。感謝です!
また、2ルームテントのリビング部分の半分は荷物置きにして、もう半分はタープとして使いました。
フリーサイト
広いフリーサイト
キャンパーの聖地といわれている、とても広いフリーサイトのふもとっぱらキャンプ場です。
人気の中央スペースは混んでいたので、牧場の臭いが少しするけど人が少ない場所へ。入り口を富士山に向けて、入口から続くリビングは広々と取って過ごしました。
広いフリーサイトでは開放感がより欲しくなるので、タープがあるとGOOD!
小さめのフリーサイト
車の乗り入れ不可の、そこまで広くはないフリーサイトです。
坂が多いサイトだったため、フラットな場所であることと、雨も降っていたため、窪みがなく芝がしっかり生えている水はけの良さそうな場所を探しました。
また、フリーサイトとはいっても、サイト全体が広くはなかったため、キャンパーそれぞれがお互いの様子を伺いながらテントを建てていました。おかげでこの日はフリーサイトらしからぬ、きれいな等間隔のテントが建ち並んでいました。
テントの入り口は、他のテントが、サイト中央にあるキャンプ場の名物「もりっこスライダー」に向けていたため、周りに合わせて我が家もそうしました。キャンプ場全体の雰囲気に合わせてレイアウトするのもおすすめです。
まとめ
キャンプ場に行く前は準備することも多く、テントやタープの設営方法は事前にチェックしますが、サイトのレイアウトまではなかなか気が回らないものです。
そして、いざ、キャンプサイトを目の前にして車をどう停めるかというところで、レイアウトを考えることも多いです。
そのときに、レイアウトのコツを把握しておけば、状況に合わせて、楽しく快適に過ごせるレイアウトができるようになります。
キャンプはマナーやルールを守れば、あとは基本的に自由です。レイアウトの基本をふまえて、自分にぴったりな方法を実践していきましょう!
ファミリーキャンプ初心者向けに、キャンプ道具&キャンプ場の選び方、キャンプの準備や楽しい過ごし方をまとめていますのでぜひご参考にしてください▼
最後までお読みいただきありがとうございました。素敵なキャンプライフを!