こんにちは、ファミリーキャンパーのあおちゃんです。
【ファミキャン情報局】筆者プロフィール
キャンプスタイル:家族4人(私・夫・長男7歳・次男6歳)でファミキャン。
キャンプ歴:2020年9月に初キャンプ。月に1~2回の頻度でキャンプへ。
ファミリーキャンプを楽しく!快適に!コスパよく!するための情報を発信中!
キャンプで熟睡できない…。これは、多くのキャンパーにとって悩みのタネになっています。
眠れない理由は、主に2つ。
- キャンプ場の地面のゴツゴツが背中に当たって寝心地が悪い
- 寝床であるテントの中と外を隔てるものは布であり、暑かったり寒かったりといった気候をダイレクトに受ける
快適に眠れないままだと、疲れが取れず、最悪体調を崩してしまうことも…。
そこでしっかりと眠るために重要になってくるのが、快適な寝床。
地面のゴツゴツを解消したり、外部の気候の影響を受けにくい寝床を作ることができれば、キャンプを万全の体調で楽しむことができます!
今回は、快適な寝床の作り方について解説していきます。
キャンプでしっかり眠れるようになりますので、ぜひご覧ください~!
ファミリーキャンプで快適な寝床の作り方
快適な寝床を作るポイントは2つ。
それぞれ詳しく解説していきます。
テントのレイアウト
テントを建てる前に、まずは地面の影響を受けにくい場所を探すことが大事です!
石の上で横になってみると、石の凸凹を背中で感じまくりで痛い。石がない地面を見つける、もしくは石を取り除くようにしましょう。
傾斜はそこまで気にならないかも?と思われるかもしれませんが、ちょっとの傾斜でも体がズルズルと下がり、全く寝ることができません。フラットな場所を頑張って探しましょう。
重力には勝てません…。
また、地面がぬかるんでいると、ぐにゃぐにゃして、最悪の寝心地です。ぐにゃぐにゃが好みの方もいるかもしれませんが、冷気もあり、テントも汚れるため、おすすめしません。
快適な寝床に必要なキャンプ道具4つ
快適な寝床を作るには適切な道具をそろえることが必須です。以下の4つの道具をそろえましょう。
これらを使う基本的な手順は、
- テントを設営する場所にグランドシートを敷く
- グランドシートの上にテント(インナーテント)を建てる
- テント(インナーテント)の中にインナーシートを敷く
- インナーシートの上に寝袋マットを敷く
- 寝袋マットの上に寝袋をおく…完成!
図にするとこんな感じです。
寝具のキャンプ道具について、それぞれの役割とおすすめアイテムを紹介していきます。
■ グランドシート
グランドシートの役割
テントの下に敷き、地面にある小石などでテントが傷付くことを防いだり、雨による浸水や泥汚れを防ぎます。
さらに、冷えた地面による底冷えを防いだり、生地としては薄いですが、地面のデコボコは多少は和らぐので、寝心地がアップします。
グランドシートの選び方
サイズがテントより大きいと、雨のときにシート上に水が溜まってテントに浸水するなど逆効果になることがあるため、テント底面の大きさよりも少し小さいサイズを選びましょう。
ちょうどいいサイズがない場合は大きめのものを折って使えばオッケーです。
耐水圧が高いほど浸水を防ぐことができます。耐水圧は1500mm以上がおすすめです。耐水圧が高いものは地面からの湿気もカットしてくれます。
また、素材は、ポリエチレンやポリ塩化ビニルなどの合成樹脂は浸水に強く、雨天のキャンプに耐えることができるためおすすめです。
おすすめのグランドシート
グランドシートは、ブルーシートでも代用できますが、色がダサく、サイズを合わせるのも手間になります。純正品が一番手間なく安心です。
我が家はコールマンの2ルームテントを使用しています。
現在、一番人気のある「タフスクリーン2ルームハウス MDX」に合うグランドシートはこちら。インナーマットがセットになっています▼
■ インナーシート
インナーマットの役割
グランドシートはテントの下に敷きますが、インナーマットはテントの内側全体に敷き、地面からの冷気や凸凹の衝撃を和らげてくれます。
インナーマットの選び方
テントの床の大きさとインナーマットの大きさが違うと気になります。サイズの合ったものを敷きましょう。
おすすめのインナーマット
グランドシートと同じく、純正品がおすすめ。「タフスクリーン2ルームハウス MDX」には純正のグランドシートとインナーマットのセットがあります。
■ 寝袋マット
寝袋マットの役割
インナーマットの上に敷くマットのことで、地面の凸凹した感触や冷気を和らげてくれます。
インナーマットと寝袋があればいいのでは?と思われるかもしれませんが、ふかふかの芝以外の地面は想像以上に硬いです。寝袋マットがないと、翌日の体はバキバキです。
寝袋マットの選び方
寝袋マットは主に、クローズドセル(銀マット・破れても使える)、エアマット(手動で空気を入れる・分厚い・破れたら終わり)、インフレーターマット(バルブから自動で空気が入る・破れても多少は使える)の3種類があります。
その中で、設営に時間をかけられないファミリーキャンプにおすすめなのは、バブルを開けておけば勝手に空気が入って膨らむ「インフレーターマット」です。
子どもがマットの上で遊んで破れたとしても、引続き使えるクローズドセルも魅力的ですが、寝心地は他の2種類に比べて劣ります。
また、寝相のアグレッシブな子どもがマットから落ちないように、マット同士を連結できるタイプであるかも要チェックです。
おすすめの寝袋マット
楽天市場で大人気の連結できるタイプのインフレーターマット!口コミの通り、地面の凸凹は感じることもなく、寝心地は抜群です。枕には頭が滑らないように枕カバーを付けることで、さらに快適に寝ることができます。
カラーも豊富で、我が家は、「Bears Rock 寝袋マット ぴたリッチ」の「エスニックオリーブ」を使っています。この色がとても可愛くて、キャンプで設営するたびにテンション上がってます。レビューはこちら▼
キャンプマット【ベアーズロック ぴたリッチ5cm】を徹底レビュー!ファミリーにおすすめNo.1!
■ 寝袋
寝袋の役割
寝袋は睡眠の質を左右する重要なアイテムです。寒い気候やゴツゴツした地面など、厳しい自然環境からキャンパーを守ります。
寝袋の選び方
寝袋には主に、封筒型(長方形、イメージは布団)、マミー型(体に合わせた形、保温力◎)があります。
小さな子どもがいるファミリーキャンプでは、添い寝ができる「封筒型」がおすすめです。封筒型の中には、2枚を連結して大きな布団のように使えるものもあるため、添い寝をしてもゆったりと寝ることができますよ。
また、快適温度(その寝袋で快適に寝ることができる温度)も要チェックです。目安としては、夏用(5~10℃)、3シーズン用(-5~5℃)、冬用(-5℃以下)です。
おすすめの寝袋
おすすめの寝袋は、快適温度が5℃の「コールマン アドベンチャーバッグ」。2人用(1人用×2枚)でこの価格。高コスパです。ちなみに我が家はこれの旧モデルを使用しており、いつも快適に寝ることができています。
ファミリーにおすすめな寝袋は封筒型。どれがいいか比較しています▼
【コールマン・2~3人用・封筒型】寝袋(シュラフ)全5種類を徹底比較!ファミリーにおすすめなのはどれ?
まとめ
キャンプで悩みのタネになりやすい睡眠。
しっかり眠ることができないと疲れが溜まり、せっかくのキャンプが楽しめなくなってしまいます。
そこで大事なのが快適な寝床を作ること。テントのレイアウトを工夫したり、キャンプ道具を駆使して寝床を作ることで、ぐっすり眠れるようになります!
しっかり熟睡して、疲れを取って、快適なキャンプを楽しんでいきましょう~!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。最高のキャンプライフを!