こんにちは、ライトの光に照らされるテントを見るのが大好きな、あおちゃんです。
【ファミキャン情報局】筆者プロフィール
キャンプスタイル：家族4人（私・夫・長男7歳・次男6歳）でファミキャン。
キャンプ歴：2020年9月に初キャンプ。月に1～２回の頻度でキャンプへ。
ファミリーキャンプを楽しく！快適に！コスパよく！するための情報を発信中！
キャンプ道具の中で、まあなんとかなるでしょ♪で後悔するのがランタンです。
初めてのキャンプのランタンは、とりあえず家にあるやつ（性能不明）を持って行こ～♪では、快適なキャンプが送れない可能性があります。
なんで～？？
なぜなら、キャンプ場の夜は真っ暗だから！
キャンプ場や設営場所にもよりますが、大抵は自分たちでテントサイト全体を照らさないと夜は真っ暗で何も見えない状態になってしまいます。
ご飯も作れないし、ディナータイムが楽しめないよ～！
そこで今回は、キャンプの際にテントサイト全体を明るく照らしてくれるメインランタン、中でも初心者に扱いやすいLEDのメインランタンを紹介します。どのランタンを選べばいいのか、ぜひ参考にして下さい。
- ファミリーキャンプ初心者
- メインとなるランタンをまだ持っていない方
- 光が弱いランタンしか持っていない方
ファミキャン初心者向けのおすすめのランタンとは
明るく照らしてくれるランタンですが、その用途や種類は様々です。まずは、ランタンの用途と種類についてみてみましょう！
ランタンの用途
一概にランタンといっても、キャンプでは用途によって使い分けがあります。キャンプにおける用途は主に以下の３つです。
メインランタン
足元からテント周りまで、サイト全体を照らします。1000㏐以上の大きな光量で、かつ燃焼時間が長いものを選ぶのがおすすめです。テントから少し離れた場所にポールを立て、そこに吊り下げることで、上からサイト全体が照らされて明るくなるのはもちろんのこと、虫もそこに集中して集まってくるため、テーブルやテントへの虫の侵入を防ぐことができます。
テーブルランタン
調理中や食事中に手元やテーブルを照らします。明るすぎると眩しかったり、虫が寄ってきたりするため、300㏐ほどの光量がおすすめです。雰囲気作りにも一役買ってくれるため、見た目や光の好みで選ぶのもGOOD！
テント＆携帯用ランタン
着替えや寝る準備をするとき、夜中にトイレに行くときなどに活躍します。テーブルランタンと兼用でも大丈夫ですが、ディナータイム中に家族の一人がトイレに持って行ってしまうとテーブルが暗くなり不便なので、分けるのがベスト。テントの広さにもよりますが、100㏐ほどの光量がおすすめです。テント内でガソリン・ガス・灯油などの燃焼式のランタンを使用すると火災や一酸化炭素中毒のリスクがあるため、LEDランタンを使用しましょう！
ルーメンとは、光の明るさを表す単位。数値が大きいほど明るい。これまでは消費電力を表すワット（W）数が明るさの基準にもなっていましたが、LED電球の登場により、ルーメンが主流に。
３つもランタンを買うのはな～という方は、とりあえずはメインランタンを準備しましょう！
ランタンの種類
キャンプでよく使用されるランタンの種類は、LEDランタン・ガスランタン・ガソリンランタン・灯油ランタンの4種類です。
それぞれのランタンの特徴です。
LEDランタン
乾電池式や充電式といった、電気を使用するランタン。携帯電話が充電できたり、手動発電など多機能なものもあり、災害時にも役立ちます。火を使わないため安全に使用でき、メンテナンス不要で価格もリーズナブルなため、初心者の方やお子さまのいるファミキャンにおすすめです。
ガスランタン
カートリッジ式のOD缶（アウトドアを目的としたガス缶）やCB缶（カセットガスボンベ）を取り付け、燃料にガスを使用するランタン。LEDランタンと比べて明るいですが、マントル（ランタンの光源となる合成繊維）があるタイプだと空焼きが初心者にはやや難しいです。実際我が家は何度も失敗しています…。多少扱いにくくても、LEDランタンよりもっと明るい光が欲しい！という方におすすめです。
ガソリンランタン
ホワイトガソリンという煤（すす）の出にくい燃料を使用するランタン。仕組みや構造は100年以上も変わらない、最も歴史が古いランタンです。かなりパワーがありますが、ポンピング（タンク内の気圧を高める作業）やマントルの空焼きが必要など、初心者には難易度が高めになります。扱いにくくても、昔からのランタンを使ってみたい！という方や、大光量を必要とする場所での使用におすすめです。
灯油ランタン
灯油を燃料として使うランタン。灯油は安く長持ちするため、長時間の使用に向いており、またキャンドルのように揺らぐ炎も魅力的。しかし、準備が難しく、また煤が出やすいため、こまめなお手入れが必要となり、上級者向けです。準備もお手入れもキャンプの醍醐味！素敵な炎で癒されたい！という方におすすめです。
キャンプは初心者で小さなお子さまがいるなら、まずは安心で簡単なLEDランタンを準備しましょう！
LEDメインランタンの選び方
ファミリーキャンプ初心者の方にとりあえず必要なのはメインランタン。中でもおすすめなのはLEDランタン！ということで、ここでは、ファミキャン初心者に最適なLEDのメインランタンを選ぶための基準を7つ紹介します。
１．明るさは1,000㏐以上
LEDランタンは光量が他のランタンに比べ劣ると言われていますが、1,000㏐以上あればサイト全体を明るく照らしてくれます。今はLEDランタンでも大光量のものもいっぱいありますよ！
２．給電方法は乾電池式
給電方法は乾電池式と充電式があり、乾電池式の方がコストはかかりますが手間がなくおすすめです。キャンプの準備はなるべく簡単にしたいところですが、充電式だと充電するのを忘れないようにしないといけなく、充電時間もかかります。また万が一充電が切れた場合、その場に電源がなかったら使えません。乾電池式は電池さえ用意しておけば切れても交換するだけなので安心です。災害時にも重宝しますよ。
３．光の色は白色系
光の色には白色光と暖色系があります。暖色系は温かみのある自然な色味で雰囲気作りにもってこいですが、ほとんどのLEDランタンの暖色は1,000㏐もないため、ファミキャンのメインランタンには不向きです。お子さまがテントのロープなどで転んでしまわないよう、サイト全体をしっかりと照らすには、蛍光灯に近い色合いの白色光（1,000㏐以上）を選びましょう。
４．点灯時間は7時間以上
光が必要となるのは日没後から就寝までです。7時間程度以上使用できるものであれば途中で切れてしまう心配がありません。
５．耐久性がある
いくら明るくても、ちょっと雨に濡れただけで壊れたら悲しいですよね。耐久性の一つの基準として、防塵・防水等級というものがあり、以下のように表されます。
アウトドア用のLEDランタンでは、IP54あれば、埃が入りにくく、あらゆる方向からの水飛沫でも耐えることができるためおすすめです。また、お子さまが使うことも考えると、多少落としても大丈夫な作りであるほど安心です。
６．見た目の好み
スマートでコンパクトなものから、ゴツくて無骨なものまで、いろんなデザインのものがあります。ご自身のテンションが上がるものを選びましょう！
７．サブランタンとしても使いたい方は光量調節機能があると便利
明るさを選べる機能があれば、就寝時にメインランタンを光量の少ないテント＆携帯用ランタンとして使うことができるため便利です。中には無段階で調節できるものもあるため、ドンピシャの好みの明るさを作ることができます。
LEDメインランタン５選 おすすめランキング
私の一押しLEDのメインランタン5つをランキング形式でご紹介！どれも快適なキャンプ生活を送れるものばかりなので、ぜひ参考にしてみて下さい。
第1位 GENTOS EX-109D
1978年創業の日本の懐中電灯メーカー「ジェントス」のAmazon限定商品。
見てください、この無骨さ！かっこいいですよね～！ろうそくの炎のようなゆれを再現するキャンドルモードもあるため、就寝時のリラックスタイムにもおすすめ。防塵・防水もしっかりしており、1ｍの落下耐久もあるため、かなり丈夫なランタンです。
日本のブランド、かつ無骨で丈夫なランタンが欲しい方におすすめです。
| GENTOS EX-109D | |
| 明るさ | 【白色】1,000～120㏐ 【昼白色】850～90㏐ 【暖色】450～50㏐ |
| 連続使用時間 | 11～240時間 |
| 使用電池 | 単一形アルカリ乾電池×3 |
| 防塵・防水 | IP64 |
| 無段階調光機能 | あり |
| サイズ | 約直径9.36×18.5cm |
| 重量 | 816ｇ（電池含む） |
詳しく知りたい方は我が家が使っているジェントスの実物を徹底レビューしていますのでご参考にしてください▼
キャンプにおすすめLEDランタン【ジェントス EX-109D】を徹底レビュー！コスパ抜群で初心者はまずコレ！
第2位 LAD WEATHER LEDランタン
アメリカのアウトドアブランド「ラドウェザー」のバリエーション豊富なランタン。
形は四角型と丸型があり、カラーはそれぞれオレンジ・ブラック・カーキ・ホワイトがあります。全８種類もあるため、お好みのものがきっと見つかるはず！電池残量が少なくなればスイッチが赤く点灯して知らせてくれます。
安くて機能性も申し分のない、コスパ最強のランタンが欲しい方におすすめです。
| LAD WEATHER LEDランタン | |
| 明るさ | 【昼白色】1,000㏐ 【昼光色】700㏐ 【電球色】300㏐ |
| 連続使用時間 | 12～24時間 |
| 使用電池 | 単一乾電池×3 |
| 防塵・防水 | IP44 |
| 無段階調光機能 | あり |
| サイズ | 10.0×9.5×18.8cm |
| 重量 | 【四角型】400ｇ 【丸型】500ｇ |
第3位 コールマン バッテリーガード
100年以上の歴史をもつアメリカ発の老舗アウトドアメーカー「コールマン」の電池式ランタン。
カラーは赤・緑・タン（淡い茶色）・黒があり、見た目がかわいい！全灯（白色）にしないと1,000㏐にならないランタンが多い中、コールマンのバッテリーガードは暖色で1,000㏐のパワーを出してくれます。操作も上部のつまみを回すだけなので簡単。また、消灯中の過放電を防ぐバッテリーガード機能付きであるため、電池が長持ちします。
光の色は暖色系で、使わないときも電池を入れっぱなしにしておけるランタンが欲しい方におすすめです。
| コールマン バッテリーガード | |
| 明るさ | 【High】1,000㏐ 【Medium】250㏐ 【Low】75㏐ |
| 連続使用時間 | 14～400時間 |
| 使用電池 | 単一形アルカリ乾電池×4 |
| 防塵・防水 | IPX4 |
| 無段階調光機能 | なし |
| サイズ | 約直径11.0×21.5cm |
| 重量 | 570ｇ |
第4位 Lighting EVER 超高輝度LEDランタン
LED電球やLED照明器具を販売しているアメリカの会社「ライティングエバー」の商品。
Amazonレビューの件数は驚異の26,000超え！いかにこの商品が人気なのかが分かります。操作はボタンを押すだけ。カラーも黄緑色で目立つため、ランタンどこに置いたっけ？というときもすぐに見つかるはずです。
目立つ色でシンプルな機能のものが欲しい方におすすめのランタンです。
| Lighting EVER 超高輝度LEDランタン | |
| 明るさ | 【昼白色】1,000㏐ 【昼光色】700㏐ 【電球色】300㏐ |
| 連続使用時間 | 12～240時間 |
| 使用電池 | 単一乾電池×3 |
| 防塵・防水 | IPX4 |
| 無段階調光機能 | あり |
| サイズ | 9.5×8.8×18.4cm |
| 重量 | 408ｇ |
第5位 GENTOS EX-1300D
ジェントスの最大1,300㏐のハイパワーランタン。
ジェントスは、日本の技術で安全面や品質にこだわっているため、素晴らしい製品ばかりです。LED製品でトップシェアを誇るのも頷けます。1位のEX-109Dと比べ、見た目はさらにお洒落になり、電池残量を知らせてくれるインジケーターが付きました。キャンドルモード機能は同様にあります。眩し過ぎるというレビューがいくつかあり、隣が近いサイトなどでは注意が必要です。
日本のブランドでお洒落なハイパワーなものが欲しい方におすすめのランタンです。
| GENTOS EX-1300D | |
| 明るさ | 【白色】140～1,300㏐ 【昼白色】90～660㏐ 【暖色】80～600㏐ |
| 連続使用時間 | 7～350時間 |
| 使用電池 | 単一形アルカリ乾電池×4 |
| 防塵・防水 | IPX4 |
| 無段階調光機能 | あり |
| サイズ | 約直径12.9×24.6cm |
| 重量 | 1,220g（電池含む） |
番外 充電式LEDランタンなら KMコーポレーション LUMENA2
LEDランタンは、電池さえ用意しておけばいつでも使える乾電池式がおすすめですが、充電式に比べランニングコストがかかります。長く使うものだからランニングコストは抑えたい、という方は、充電式もおすすめです。
中でもKMコーポレーションのルーメナー２は、１回のフル充電の電気代が1円とかなり経済的！見た目はスタイリッシュでかっこよく、モバイルバッテリー機能も搭載されているため、万が一携帯電話の充電が切れた場合にも充電器として使うことができます。
LEDランタンは経済的に使えるものでかっこいいものが欲しい方におすすめのランタンです。プレゼントにもぴったりですよ♪
| KMコーポレーション LUMENA2 | |
| 明るさ | 【昼光色・昼白色・電球色】1,500～100lm |
| 連続使用時間 | 8～100時間 |
| 使用電池 | 5時間 |
| 防塵・防水 | IP67 |
| 無段階調光機能 | なし |
| サイズ | 12.9×7.5×24.7cm |
| 重量 | 300g |
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まとめ
足元からテント周りまで、サイト全体を照らすメインランタンはキャンプに必須のアイテムです。
明るさが足りなくて過ごしづらい…とならないよう1000㏐以上の大きな光量で、かつ燃焼時間が長いものを選ぶのがおすすめです。
特に、LEDランタンは火を使わないため安全に使用でき、メンテナンス不要で価格もリーズナブル。携帯電話が充電できたり、手動発電など多機能なものもあり、災害時にも役立ちます。
お好みのものを見つけてくださいね♪
ランタン以外にもキャンプに必要な道具はたくさんあります。何が必要？どれがいいの？選ぶのが大変過ぎる！という方は、ファミリーキャンプにおすすめなキャンプ道具をまとめてますので、ぜひご覧ください▼
【初心者ファミリー必見】おすすめキャンプ道具21選！コスパ最強ギアを厳選！
最後までお読みいただきありがとうございました。最高のキャンプライフを！
