こんにちは、ファミリーキャンパーのあおちゃんです。
【ファミキャン情報局】筆者プロフィール
キャンプスタイル:家族4人(私・夫・長男7歳・次男6歳)でファミキャン。
キャンプ歴:2020年9月に初キャンプ。月に1~2回の頻度でキャンプへ。
ファミリーキャンプを楽しく!快適に!コスパよく!するための情報を発信中!
キャンプで過ごしやすいベストシーズンは、初夏の5~6月、秋の9~10月ですが、
川遊びや魚のつかみ取りができる夏にキャンプがしたい!
という方も多いはず。
もちろん夏場でもキャンプはできますが、何も対策をせずに臨むと、とくにファミリーキャンプでは暑さによって子どもが不機嫌になったり、体調を崩してしまうことも…。
そこで今回は、夏キャンプの暑さ対策とおすすめ冷感グッズを紹介します。
夏の暑さもなんのその!快適なキャンプを楽しむことができるようになるので、ぜひご覧ください~!
夏キャンプの暑さ対策6選
1.キャンプ場選びで暑さ対策
キャンプ場を選ぶ段階から暑さ対策は始まっています。
例えば、標高が高いキャンプ場は気温が低かったり、キャンプサイトに木陰があれば暑さ対策になるからです。
暑さ対策を考えてキャンプ場を選ぶときのポイントを紹介していきます。
標高が高いキャンプ場を選ぶ
標高の高いキャンプ場を選ぶことができれば、これ以上ない暑さ対策になります。
一般的に標高は100m上がると気温が0.6℃下がるといわれています。
我が家が行ったことがある、岐阜県郡上八幡の「めいほう高原キャンプフィールド」は、標高900mに位置するキャンプ場でした。7月後半、天気は晴れでしたが、日中はタープの下にいれば少し暑いくらい、夜中は長袖長ズボンの寝巻でも涼しく、過ごしやすい気候でした。
標高1000mを超えると、夏場でも夕方以降は冷え込むため、長袖長ズボンの服装を準備するのがおすすめです。
逆に、標高が低い、海辺のキャンプ場の暑さは要注意です。海辺の場合、日差しが海に反射する照り返しで暑さが増します。夏場は海辺を避けるのが無難です。
林間サイトがあるキャンプ場を選ぶ
木陰で過ごせる林間サイトは暑さ対策になります。
林間サイトの木陰は天然の大きなタープとなり、日中でも快適に過ごすことができます。
キャンプサイトのテントや地面に直射日光があたらないため、テントや地面が熱をもたず、夜中が格段に過ごしやすくなります。
水遊びができるキャンプ場を選ぶ
川で遊ぶと体温が下がるので、暑さ対策になります。なにより気持ち良いので、暑さによるストレスも吹っ飛びます。
また、水鉄砲をかけ合うことで、体がクールダウン!周囲に迷惑をかけない範囲で、超強力飛距離の水鉄砲でハードに濡れましょう。夜は、良い疲労感の中、暑さを忘れて熟睡できるかもしれません…。
飛距離が出る水鉄砲は子どもが喜びます▼
2.テントで暑さ対策
木陰にテントを設営する
木が生えているキャンプ場であれば、テントを木陰に設営しましょう。そうすることで、日中も夜中も快適に過ごすことができます。
もちろん、夏場の木陰はみんな狙っているので、アーリーチェックインで早めに入場して木陰を確保しましょう。
夕方にテントを設営する
日中はタープの下で過ごして、涼しくなってきた夕方以降にテントを設営することで、テントに熱がこもりにくくなります。
タープを設営して、時間をおいてテントを設営するなんてちょっと面倒かも…夕方以降は夕食の準備もあるし…という方も多いかもしれません。そんなときは無理せず、他の対策を取りましょう。
風通しの良いテントを使う
テントは側面にメッシュ素材が使われているものや、側面を開放できる風通しが良いタイプがおすすめです。
ファミリーキャンプにおすすめの風通しが良いテントは、コールマンの2ルームテントです。
我が家もこちらを使用していますが、側面を開放しておけば夏でもムワッとせずに過ごせます。メッシュにもできるため、風通しを確保しながら虫対策をすることもできます。
遮光性の高いテントを使う
遮光性の優れたテントを使うことで、テント内はいつでも涼しく快適な空間に。
コールマンのダークルームテクノロジー(+)が搭載されているテントは中に入ると真っ暗で、見るからに涼しいことが分かります。
夏キャンプが主なファミリーや、暗くないと安眠できない方におすすめです。
コールマンの2ルームテントについて種類別に解説しています。色んな種類があってよく分からない方はぜひ参考にしてみてください▼
コールマン タフスクリーン 2ルームハウス【7種類】おすすめ順にランキング!MDXやLDXなど違いも解説!
3.タープで暑さ対策
タープは大きな布を使った簡易な屋根です。日中、家族が快適に過ごせる日陰の空間を作ることができます。
タープによく使われているポリエステル素材のものでも十分に日差しをカットできますが、ポリコットン素材のものはさらに遮光性が高いため、日差しの強い夏場におすすめです。
ファミリーにおすすめなヘキサタープを紹介しています▼
【ファミリーキャンプのタープはどれがいい?】選び方を徹底解説!おすすめランキング9選!
コールマンの2ルームテントは入り口部分の布がタープになります。テントとタープの役割を果たしてくるためコスパ抜群です。
4.服装で暑さ対策
日中の服装
夏場におすすめの生地は、通気性の良い「リネン」、肌触りが良い「コットン」です。通気性が高いものは熱を逃がしやすく、吸湿性が高いものは体が蒸れにくくなるため、暑さ対策に向いています。
ポリエステルやナイロンなどの化学繊維は空気を通さないため蒸れやすいです。
日差し対策になる帽子も重要。子どもは炎天下の中、限界を超えて遊んでしまうので必ず帽子をかぶらせておきましょう。
全方位にツバのあるタイプであれば首の後ろに当たる日差しも防ぐことができます。
就寝時は涼しい寝間着
生地としておすすめは、日中の服装と同じくリネン・コットンです。また、ガーゼ生地になっているものも通気性がいいのでおすすめです。
おしゃれで安い綿麻のパジャマ。
「何も着ないより涼しい」ガーゼ生地のパジャマです。
夏以外のキャンプの服装についても紹介しています▼
【キャンプの服装を選ぶポイント5つ】子どもの服装で注意するポイントも解説!
5.飲み物で暑さ対策
夏場は、汗が滝のように流れ出てきます。
暑さに打ち勝つには水分補給も重要。冷たい飲み物を準備しましょう。スポーツドリンクや経口補水液は塩分も接種でき、熱中症対策にもなるのでおすすめです。
飲みものを冷やしておくために重要なのがクーラーボックス。クーラーボックスは素材によって保冷力に違いがあります。一般的には、真空断熱パネルが一番保冷性能が高く、発泡ウレタン、発泡スチロールと続きます。
我が家は、コールマンの容量50リットル・発泡ウレタンのものを使用しています。
1泊2日のキャンプなら、ロゴスの保冷剤2個と2Lペットボトル1本を凍らしたものを入れておけば、十分冷たさがキープできます。
クーラーボックスを何度も開閉すると冷気が逃げてしまいますが、水筒を持っていけば、手軽に冷たいものが飲めます。水筒の中身がなくなったら、クーラーボックスの飲み物を補充すればオッケーです。
今流行りの炭酸飲料を入れることができる炭酸ボトルを使えば炭酸飲料の保存もできます。冷たいビールを水筒でゴクゴク飲むことができますよ!我が家も愛用中です。
コップで飲むときは保冷能力が高いコップを使うと、ぬるくなりにくいのでおすすめです。
また、缶で飲むときは缶クーラーを装着するとこれまた冷えた飲み物を長く楽しめます。
6.食べ物で暑さ対策
カリウムを含むものを食べることで体温を下げることができます。
スイカはカリウムを多く含むので、スイカ割りを楽しむついでに暑さ対策ができちゃいます。
遊びながら作れるアイスもおすすめ!
ヨーヨーも!
おすすめ冷感グッズ4選
1.冷感タイプの日焼け止め
熱が肌にこもらないようにするために日焼け止めは必須ですが、さらに冷感タイプを使うことで暑さ対策になります。
冷たいUVスプレーは1歳から使えるので、夏のファミリーキャンプにおすすめです。
キャンプの日焼け対策はタナベスポーツさんのこちらの記事で詳しく紹介されています。あわせてご覧ください▼
2.冷感素材のシーツ
ご家庭で使っている方もいるかもしれませんが、冷感シーツはキャンプ場でも力を発揮します。
薄手のシェラフでも暑い…特に体とシェラフの接触面が暑い…という方は冷感シーツがおすすめです。
簡易ベットのコットを使って地面の熱を回避するという方法もありますが、子どもの寝相が悪いとコットから落ちたりするため、そこをふまえて要検討です。
3.保冷剤
保冷剤にタオルを巻いて輪ゴムで止めるだけで、簡単冷感グッズの完成です。
使用する保冷剤は、ロゴスの倍速凍結・氷点下パックLがおすすめです。我が家も使用していますが、大多数のキャンパーが支持する効果抜群の保冷剤です。
日中クーラーボックスを冷やしても、夜中はまだまだ冷たい状態で使用できます。
4.小型扇風機
小型扇風機は暑さ対策に大活躍します。
日中はテーブルに置いて風を受けましょう。
夜中はテント内に置いて空気を循環させることで、テント内の温度を下げることができます。吊り下げできるタイプだと、テント内の空気が循環させやすいです。
また、電源サイトではない場合やポータブル電源がない方におすすめなのは、電池式または充電式の扇風機です。最近では小型で強風が出る性能の良いものがたくさんあります。
迷うな~という方は、ルーメナーまたはクレイモアが小型で強風、使い勝手が良くておすすめです。
ルーメナー ファンプライム
ルーメナーの特徴は、小型・強風可・首振り可・高さ調整可。本当に小型なの?と思うくらいの性能です。コンパクトながら自宅で使用する扇風機に近い使い勝手の扇風機です。
弱い風力であれば30時間使えますが、強い風力だと夜中に途中で切れて寝苦しくなる可能性もあるため、心配な時は簡易バッテリーで充電しながら使用するのがおすすめです。
クレイモア FAN V600+
キャンパーに大人気な小型扇風機。人気の秘密は三脚のデザインのかっこよさ。よくある扇風機と比べて無骨な雰囲気が素敵!三脚を外して、持ち手をテント内に引っかけることもできます。
車の積載量が気になる…という方も、コンパクトに収納できるので導入しやすいです
まとめ
暑さ対策は色々ありますが、最初からお金をかけてやるのではなく、涼しいキャンプ場を選んだり、保冷剤など家にあるものを使ったりと、無理せずやっていきましょう。
暑さ対策をして、夏でも楽しいキャンプを楽しみましょう。
夏場の2大対策として必要なのが、暑さと虫。夏キャンプやりたいけど虫が苦手…という方は、虫対策についてもまとめていますので、ぜひご覧ください▼
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからも素敵なキャンプライフを!