こんにちは、あおちゃんです。
【ファミキャン情報局】筆者プロフィール
キャンプスタイル:家族4人(私・夫・長男7歳・次男6歳)でファミキャン。
キャンプ歴:2020年9月に初キャンプ。月に1~2回の頻度でキャンプへ。
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ファミリーキャンプ用のテントは、大きいため金額もそこそこします。ちょっとうちには合わなかったから買いなおそ~なんてことはなかなかできません。
つまり、テント選びは失敗しないよう、事前のリサーチが重要となってくるのです。
そこで今回は、テントをこれから買う方が、「こんなはずじゃなかった…」なんてことにならないよう、我が家が愛用しており、ファミリーキャンプにおすすめの「コールマン タフスクリーン 2ルームハウス」を徹底レビューしていきます。テントを検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。
コールマンの2ルームテントの各商品の違いや、おすすめのモデルはこちらで紹介しています▼
2ルームテントとは
ファミリーキャンプで人気の2ルームテント。
このタイプのテントは、寝室とリビングの2つの部屋を持つため、タープを別で用意する必要がなく、設営が一度で済むなどのメリットがあります。
とくにコールマンの2ルームテントは、空間の大きさ・設営のしやすさ・価格・デザイン・耐久性など、どの面からみても素晴らしいテントです。
2022年8月時点で、コールマンからは3タイプの2ルームテントが発売されています。
タフシリーズ (タフスクリーン) |
ノーマル。価格がお手頃。 | |
ダークルームテクノロジー (+) |
日光による温度上昇を抑える技術をタフスクリーンに搭載。テント内は日傘の下にいるように涼しいため、夏キャンプに最適。 | |
マスターシリーズ (コクーン・カーブ) |
雨にも冬にも強い作り。価格が高い。 |
ファミリーキャンプ初心者の方には、コスパの良いタフシリーズか、テントの中が涼しいダークルームテクノロジーがおすすめです。
我が家はキャンプスタート時から、タフシリーズのものをずっと愛用しています。
「コールマン タフスクリーン 2ルームハウス」を徹底レビュー
タフシリーズやダークルームテクノロジーの2ルームテントは毎年新商品が出ており、ラインナップの入れ替わりが激しいです。
これから紹介する我が家の「タフスクリーン2ルームハウス(オリーブ/サンド)」もすでに販売終了しており旧モデルとなっていますが、現在販売されているモデルとの比較をしながら解説していくので、ぜひテント選びの参考にしてください。
旧モデル :タフスクリーン2ルームハウス
新モデル :タフスクリーン2ルームハウスMDX/MDX+/LDX+
新新モデル :タフスクリーン2ルームエアーMDX+/LDX+
ダークルーム:名前の後に「+」が付く
セット内容
セット内容は、基本的に以下のものです。
- フライシート(インナーテントを覆う、防水処理された布地)
- インナーテント(フライシートの内側に張るテント)
- ポール各種
- プラスチックハンマー
- プラスチックペグ
- スチールペグ
- ロープ各種
ダークルームはこれにプラスして、ルーフフライとメッシュハンガーがあります。
プラスチックハンマーとプラスチックペグは固い地面だと刺さらないこともあるため、強い素材のハンマーとペグを別途用意しておくことをおすすめします。
また、テントの下に敷いて、テントを保護する役割のグランドシートと、テントの内側に敷いて、底冷えを防ぐ役割のインナーマットは付いていないため、こちらも別途用意することをおすすめします。
- 付属のプラスチック素材のハンマーとペグは固い地面では使えないため、別で用意しておく必要がある
- グランドシートとインナーマットは付いていないため、別で用意しておく必要がある
収納時の大きさと重さ
「コールマン タフスクリーン2ルームハウス(オリーブ/サンド)」の収納時の大きさは、約30×30×74cmで、重さは16kgです。
他のモデルの収納時のサイズと重さは、商品によって異なりますが、大体直径30~36cm×74~75cm、重量16~21kgです。
この大きさは、車に乗せたり、家で保管する際は結構場所を取ります。そのため、スペースを確保できるか購入前に確認しておきましょう。
また、我が家のテントの16kgはかなり重く、女性は担ぐことはできても、車に乗せることはできないかもしれません。遮光性抜群のダークルームは約20kgもあるため、2人で運ぶことをおすすめします。
- かなり大きいため、事前にスペースの確保をしておく
- ダークルームは女性1人では持てない可能性がある
設営方法
初めて設営するときは、その大きさにビビり挫けそうになりますが、コールマンの2ルームテントはポールとスリーブ、アシストクリップが色分けされており、同じ色同士を通していくだけなので簡単です。
また、ポールをアシストクリップに差し込む際にかなり力を入れることになるため、ポールが壊れるんじゃないかと心配になりますが、20回ほど使用している我が家でもまだ壊れていません。
設営は簡単といっても、ファミキャンで子どもがいながらの設営は大変です。スムーズに設営するために、事前に設営動画で予習していきましょう。慣れれば2人で30分ほどで設営できるようになるはずです。
こちらの動画は寝室部分がクロスフレームとなった新モデル「コールマン タフスクリーン2ルームハウスムMDX+」の設営方法です。旧モデルは寝室部分がロープを張らない限り建たないため、これから購入するなら新モデルのMDX(MDX+・LDX+)がおすすめです。
- その大きさに挫けそうになるが意外に簡単
- ポールは同じ色の穴に通すだけ
- ポールが折れそうなほど力を入れることになるがよっぽど大丈夫
- 事前に動画で予習しておくとスムーズに撤収できる
- 設営が簡単なのはクロスフレームを採用しているMDX(MDX+・LDX+)
機能や使い勝手
メッシュにより熱はこもりにくい
2ルームテントだとリビング部分にも熱がこもって夏は暑いんがじゃないかと思われるかもしれませんが、コールマンの2ルームテントは側面をメッシュにすることができ、室内の空気循環を促すサークルベンチレーションシステムもあるため、通気性抜群なんです!
寝室部分についても、我が家はダークルームではなく、ノーマルタイプですが、快適に寝ることができています。
暑がりだからより涼しいテントが欲しい!という方には、遮光性抜群のダークルームがおすすめです。
リビングの使い勝手
果たして2ルームテントのリビング部分はタープの代わりになるのか…はい、なります!
「コールマン タフスクリーン2ルームハウス(オリーブ/サンド)」のリビング部分の大きさは、約540×340×215(h)cmであり、荷物とテーブルと家族4人分のイスはギリギリ置くことができます。
もう少し大きいサイズの、MDX・MDX+(約560×340×215(h)cm)、LDX+(約610×365×220(h)cm)もありますが、いずれにしてもリビング部分だけだと狭く感じます。
しかし、コールマンの2ルームテントは側面を開けることができるため、若干天井が低いものの、タープのような開放的な空間を作ることができます!側面は畳んでもタープにしてもOK。
虫が苦手な方は、側面をメッシュにするのもおすすめです。
また、ファミリーキャンプでは何かと荷物が多くなりがちです。それを就寝時や出かけるたびにテントにしまうのは手間がかかります。だからといってテントの外に出したままでは盗難の心配もありますよね。
2ルームテントは、リビングにODシートなどを敷いてそこに荷物を置いておけば、荷物をいちいちしまうこともなく、リビングの出入口を締めるだけで済みます。急な雨でもすぐに対応できるため、安心です▼
寝室の使い勝手
「コールマン タフスクリーン2ルームハウス(オリーブ/サンド)」の寝室の大きさは、 約320×230×170(h)cmで台形です。
幅65cmのシングルマットを4人分連結して敷いていますが、両サイドに若干のスペースができるぐらいです。5人家族で子どももみんな大きいと狭く感じるかもしれません。
新モデルのサイズは、MDX・MDX+(約300×250×175(h)cm)、LDX+(約300×250×185(h)cm)ですが、長方形なので、旧モデルより広く使うことができます。
また、寝るとき以外は寝室部分を締めておくことで、遊んで砂まみれになった子どもが寝室に入って布団が砂まみれ~ということも少なくなります。
- メッシュによって通気性は抜群
- タープのような開放感を作ることができる
- 虫が苦手な人は全面メッシュがおすすめ
- 就寝時もリビングに荷物を置いたままにできる
- 寝室は大人5人だと狭いかもしれない
撤収方法
テントを畳む前に重要なのが、テントをしっかりと乾かすことです。
テントは雨が降っていなくても結露で濡れていることがあり(とくにインナーテントはびっちょり)、そのまま収納ケースに入れるとカビます。
我が家は、新品のテントをカビさせてしまいました…。こんな被害を減らしたい…。
決して安くはないテントにカビが生えたのはショックが大きかったです。買い替えるのは金銭的に悔し過ぎたので、カビホワイト カビソフト除去スプレーを使ったところ、ほぼカビはなくなりました▼
まぁ、消えるとしても、カビは生えさせないのが一番です。我が家のようにならないためにも、以下の手順でテントをしっかり乾かしましょう。
コールマンの2ルームテントを畳む作業自体は、力がいる場面は少ないため、女性1人でもなんとかできます。
設営と同様に、スムーズに撤収するために事前に予習をしておきましょう。動画は新モデルの「コールマン タフスクリーン2ルームハウスムMDX+」の撤収方法です。
動画では、インナーテントの上にフライシートとポールケースを重ねてクルクル巻いていくとありますが、コールマンに問い合わせたところ、その方が作業しやすいだけで、フライシートの上にインナーテントでも問題はないそうです。
- 畳む前にしっかりと乾かす
- 女性1人でも畳むことはできる
- 事前に動画で予習しておくとスムーズに撤収できる
「コールマン タフスクリーン 2ルームハウス」のメリット・デメリット
メリット
タープ不要で設営が一度で済む
2ルームテントはテントとタープが一体化しているため、本来なら別で設営するタープがいらず、設営が一度で済みます。
そのため、初心者にとっては、覚える設営方法が一種類だけになるので大変ありがたく、時短にもなります。ファミキャンで子どもがいると設営や撤収に時間をかけていられないので、2ルームテントはファミリーキャンプにぴったりです。
リビングスペースを大きく取れて快適
2ルームテントはリビング部分が広く使えます。
リビングに大半の荷物を置いておけば、就寝時にいちいち荷物をテントにしまう手間もなく、テントの出入り口を締めるだけで片付け終了です。
また、リビング部分に加え、テント側面をタープにすることで、開放的な空間を作ることができます。
虫が寝室に侵入しづらい
2ルームテントのインナーテント(寝室部分)のファスナーを閉めておけば、虫が入ることもありません。
また、「コールマン タフスクリーン2ルームハウス」は側面をメッシュにすることができるため、虫が苦手という方にもおすすめです。
四季を通して使える
周りに囲いがないオープンタープは、春秋の朝晩や冬では寒いですが、2ルームテントは四方を囲うことができるため、状況に応じて温かい空間を作ることができます。
耐久性良し
キャンプ場によってはテントが吹き飛んでしまうのではないかというくらいの強い風がきます。コールマンはフレームやテント生地がしっかりしているため、耐久性は抜群です。我が家も何度も強風に煽られながら約3年間使用していますが、壊れた箇所はありません。
より耐久性の良いものが欲しい!という方は、マスターシリーズがおすすめです。
王道デザイン
コールマンの2ルームテントは、形や色のデザインが万人受けです。周りと被りたくないという方は、過去にはバーガンディなどの珍しい色もあったため、限定モデルを狙うのがおすすめです。
安い価格設定でコスパ抜群
さすが世界のコールマン。2ルームテントの中では高性能ながら低価格でコスパは文句のつけようがありません。
2022年8月時点、コールマンの2ルームテントの中で最もコスパの良いモデルは「タフスクリーン2ルームハウスMDX」です。これからテント選びをする方は要チェックです!
デメリット
大きくて重い
2ルームテントのデメリットはこれに尽きます。テントとタープが一体となっているため仕方はないですが、大きくて重いため、以下のような注意点があります。
● 収納場所を確保する必要がある
コールマンの2ルームテントはかなり大きいため、購入前に車と自宅に置くためのスペースがあるか確認しておく必要があります。
● 重すぎて女性は運べない可能性がある
テントとタープが別々なら、それぞれを簡単に運ぶことができるかと思いますが、2ルームテントは一体となっているため、かなり重たくなります。
とくにコールマンの2ルームテントは性能が良くなるほど重くなるため、2人以上で運ぶようにしましょう。
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● 設営が慣れないうちは大変
初めて広げたときは、その大きさに「本当に設営できるのか」と不安になり、逃げたくもなります。しかし、コールマンの2ルームテントは設営しやすいように作られているため、意外と簡単に設営できます。
● 乾かすのが大変
2ルームテントは一般的なテントより大きいため、乾かす場所も広い場所を確保する必要があります。キャンプ場で乾かすことができれば問題ありませんが、自宅で乾かすことになるとかなり手間になります。
ベランダで乾かしたときは、テントが重くてひっくり返したりするのが大変でした…。
● 狭いサイトでは使えない場合もある
2ルームテントは大きいため、小さいキャンプサイトや、サイト内に木があるサイトなどは設営できない可能性もあります。心配な方は、事前にキャンプ場にお持ちの2ルームテントが設営できるか確認しておくことをおすすめします。
タープの代わりにするにはリビング部分だけではやや狭い
2ルームテントはリビング部分の側面を開けることで、タープのような開放的な空間を作ることができます。しかし、リビング部分だけではやや狭いため、側面をポールとロープで引っ張り、タープにすることで、広くなります。
また、天井が215~220cmと若干低いため、ハイスタイルのキャンプをする方には窮屈に感じるかもしれません。
別途タープが欲しい方はヘキサタープがおすすめです▼
まとめ
ファミリーキャンプでは、設営が簡単でリビングスペースが大きく取れる2ルームテントがぴったり!
中でも、2022年8月時点では、コールマンの「タフスクリーン2ルームハウスMDX」は、耐久性・デザイン・コストが高く、かなりおすすめです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。最高のキャンプライフを!